small stuffの哲学を紐解く旅:韓国オフィスから広がるものづくりの世界
- room103
- 1月13日
- 読了時間: 4分

ソウルの街並みを歩きながら、私たちは、42-1, Hoenamu-ro 13na-gil, Yongsan-guという特別な場所に向かいました。
このエリアは、洗練された雰囲気と静けさ、そして上品さが調和した特別な場所。small stuffのオフィスが韓国を代表するペットブランドとして、この地に根ざしているのも自然なこと。
small stuff KOREAオフィスは、まるでブランドの哲学そのものを表現しているかのような空間。シンプルでありながら、計算し尽くされた美しさ。実用性と機能美の共存――この場所に足を踏み入れると、ブランドが掲げる理念が一目で伝わってきます。



オフィスの設計は、北欧・スカンジナビアのデザイン思想に基づいたもので、無駄を省いたクリーンな美しさと、スタッフが自然体で働ける快適さが見事に調和しています。そして何より、このオフィスから生み出されるアイテムには、愛犬・愛猫とその家族の「心地よい暮らし」を叶えたいというブランドの揺るぎない想いが込められています。



ブランドを象徴するオーナーと多様なバックグラウンドを持つスタッフたち
small stuff KOREAを牽引するのは、韓国随一の芸術大学を卒業した30代前半の女性オーナーです。若いながらも、そのフィロソフィーは深く、そして芯が強い。彼女が描くのは、ペットアイテムの枠を超えた「生き方の一部」としてのデザインです。
オーナーの言葉には、「愛犬・愛猫のために本当に良いものを作りたい」という信念が宿っています。ただかわいさや流行を追うのではなく、使いやすさ、機能性、そして長く愛用できる品質にこだわり抜く。その想いがブランドをここまで成長させ、韓国だけでなく日本のマーケットでも確固たる地位を築く要因となっています。

さらに、ここで働くスタッフたちも、非常に多様なバックグラウンドを持っています。日本やドイツ、その他世界各国での留学や生活経験を通じて、それぞれの国の暮らしや文化から得たインスピレーションをsmall stuffのものづくりに生かしています。彼らの視点は広く、そして深い。オーナーとスタッフたちが力を合わせ、ペットアイテムを単なる消耗品ではなく、愛犬・愛猫とオーナーの生活をより豊かにするための「デザイン」に昇華させているのです。
信頼できる職人たちとの連携
オーナーが大切にしているのは、信頼できる職人たちとの関係性です。small stuffのアイテムはすべて、熟練の職人たちによって、一つひとつ丁寧に作られています。その製造プロセスは、まるで高級家具を作るかのような緻密さと丁寧さにあふれています。特にシグネチャーアイテムのSTEPシリーズは、細部まで計算され、愛犬・愛猫の使い心地を追求し生みだされています。これらはすべて、職人技とブランドの哲学が融合した結果です。


small stuffの製品が持つ温かみや高い完成度は、こうした職人たちとの連携から生まれています。細部まで行き届いた設計は、愛犬・愛猫とオーナーの双方にとって、特別な満足感をもたらします。
ものづくりへの挑戦と日本市場への寄り添い
small stuffは、製品のリニューアルや改善を惜しみません。通常なら手間のかかるプロセスも、「より良いものを届けるため」であれば全力で取り組みます。その背後には、職人たちとの長年の信頼関係があります。そして、日本市場に合わせたデザインや機能性を追求する努力も怠りません。
本国のオフィスとJAPANサイドが密接に連携し、日本のオーナーや愛犬・愛猫にぴったりのアイテムを開発しています。APPARELシリーズやWALKシリーズをはじめ、日本のライフスタイルに合うデザインや素材がどのように実現されるか、両国のスタッフが常に議論を重ねています。



これから登場する新商品は、これまで以上に日本の市場に寄り添ったものになります。small stuffのアイテムが持つ温かさや機能性、そしてシンプルな美しさは、日本でも多くのオーナーに支持されるはずです。
「心地よい暮らし」をこれからも
small stuffが持つ「本物のものづくり」への揺るぎない情熱。それは単なる製品作りを超えて、愛犬・愛猫とそのオーナーたちの生活をより良くするための使命感だと感じています。
「make all my small friends comfortable」。このビジョンのもと、small stuffはこれからも進化を続けます。これからも、ぜひ私たちとともに、愛犬・愛猫との新しい暮らしを楽しんでください。

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